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リポート

IT化:
スマート・シティ・ハンブルク

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人口成長と密集化を背景に、2014年に発足した「スマート・シティ」プロジェクトが交通や住民への情報提供を中心に、IT技術を使った効率向上を目指しています。そのためには、市が2015年に「デジタル都市戦略」を議決し、グローバルなIT企業、ドイツ国内の自動車メーカや元国鉄のDBとの相互理解覚書(MOU)に署名してきました。主なプロジェクト分野が住民参加と住民との情報交換、文化遺産に関する情報提供、港湾の効率向上、大学などにおける教育やITS及びスマート・エネルギー供給となっています。これらの分野においては、数多くのモデルプロジェクトを実施することになっています。プロジェクト調整がハンブルク州の各省事務次官レベルで行われるようになっています。リンク詳細
(2013年11月13日)


再エネ:
ドイツの電気料金が高いのは実は火力と不公平のせい

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「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度があるので、ドイツの電力がものすごく高い」とは、日本でたびたび耳にするうわさです。しかし、それが本当にそうでしょうか。ドイツ国内では買い取り制度を見直す議論が発生したので、買い取り制度と電気料金の関係をしっかりと整理してみましょう。リンク続き
(2013年11月13日)


港湾:
大気汚染、再生可能エネルギーと省エネ

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「港にもきれいな空気!」と名付けられたEU五カ国の環境団のプロジェクトが2013年2月にハンブルクで軌道に乗り、キックオフ会議の主な出席者は港湾産業の関係者や研究者などの専門家でした。2013~15年に、欧州各地の6つの港湾都市において、同じような会議を開くことになっています。欧州の港湾都市で観測される大気汚染の半分ぐらいが港から発生し、もう半分が自動車から発生するとされています。暮らしへの影響がありますので、CO2よりも人間の体を大きく影響するNOx(窒素)や粉じんが特に注目されてきましたが、船舶に関しては主に硫黄に関する規制があります。リンク続き
(2013年3月7日)


IBA:
2010年の中間報告

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昨年はIBAハンブルクの中間報告年でした。課題は中心市街地と郊外に挟まれ、寂れてしまった都市空間の改良です。およそ100年前に産業都市として誕生した街の産業が減り、住宅が衰えただけではなく、地区内に集中している港湾施設、鉄道や道路の騒音や公害が著しい。すべての大都市が抱えているような空間です。問題解決が困難で、ここ数年は何回手をつけても、進歩があまり感じられませんでした。リンク続き
(2011年1月28日)


自転車:
2010年の「ベロシティー」自転車国際会議

2010年6月22日~6月25日

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コペンハーゲンのベロシティー国際会議に出席し、大変充実した4日間を過ごしました。この会議に際して、世界各国の自転車関係者とのネットワークを拡充し、自転車に関する知識を深めただけではなく、自転車のためにがんばっている数多くの人々から多くのパワーをもらってきたような気がします。初めてのベロシティー会議は1980年にブレーメンで開かれましたが、今年開かれた16回目の会議は初めての「ベロシティー・グローバル」でした。49カ国出身の自転車関係者1千名以上が出席し、まさにその名の通りでした。リンク続き
(2010年7月22日)

首都:
2010年の「欧州グリーン首都」ストックホルム

2010年5月31日~6月4日

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2010年5月31日(月)から6月4日(金)の一週間は「欧州グリーン首都(European Green Capital)」の研修でストックホルムに出かけました。研修の参加者は12名。その中にはハンブルクでも「欧州グリーン首都」に関わりのある環境団体代表者、行政の人や会社員がいました。泊まったホテルさえが「再利用」の勉強になりました。ストックホルムの中心市街地付近の改造された刑務所で、歴史のある建物のおもしろさを味わえる場所でした。リンク続き
(2010年6月18日)


首都:
ハンブルクは「欧州グリーン首都」に選定された!

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ヨーロッパ初の「欧州グリーン首都」が2009年2月23日に選定されました。2010年はスウェーデンのストックホルム、2011年はハンブルクという結果でした。ミュンスター、フライブルク、コペンハーゲンやアムステルダムなど、選定の第2ラウンドに参加した候補地は強かったため、ハンブルクが勝ったことにびっくりした人が多かったでしょう。「『欧州グリーン首都』になったことは賞を受けたことより、課題を与えられたことです!」と、ハイドゥック州環境大臣が語っています。リンク続き
(2010年2月20日)


スペース:
「シェアド・スペース」を巡る調査

2009年8月31日~9月11日

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財団法人 国際交通安全学会(IATSS)の研究に参加して、欧州4カ国を巡って「シェアド・スペース」を研究しました。「シェアド・スペース」の空間デザインが場所によってずいぶん違うことと、交通の再整理に伴う地区の改良がどこでも行われていることは印象的でした。「シェアド・スペース」はやはり交通安全の確保よりも空間の価値向上を目指さしているようです。リンク続き
(2009年6月30日)


街道:
「塩の旧街道」サイクリング

2009年6月15~18日

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「日本の両親」と言えるほど親しい友人を連れて、6月中旬に塩とニシンと赤ワインがどう関係するかを考えるサイクリングに出かけてきました。自転車での3泊4日のパッケージツアーは今回で初めてでしたが、お天気にも恵められたこのサイクリングは大変楽したったです。

「塩の旧街道」とはところで英語で「Old Salt Route」、ドイツ語で「Alte Salzstraße」といいます。リンク続き
(2009年6月30日)


会議:
ドイツ初の全国自転車会議

2009年5月7~8日

自転車会議

あらゆる分野において自転車と関わりのある人約450名が出席したドイツ初の「全国自転車会議」が2009年5月7日と8日に「連邦交通建設都市開発省(BMVBS)」によりベルリンで開催されました。開会式の冒頭演説を行ったティーフェンゼー交通大臣によると、この会議が自転車交通の発展に新たな刺激を与え、自転車がクルマ並みの交通手段になることに一歩でも近づいたことが期待されています。自転車に適したインフラ整備から自転車の健康効果まで、多様なテーマが8つのワークショップで議論され、閉会式の前には今年の「ベスト・フォア・バイク賞」の授賞式が行われました。リンク続き
(2009年5月20日)


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最終更新:2017年12月5日
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